つれづれな思いー ディープブルーの光


先ほど「アルプスの少女ハイジ」を、インターネット無料配信のサイトで見た。

40年以上前に読んだ、うろ覚えが最後の場面で鮮明となって現れた。子供の時に感じた感動が、この映画通して甦った。

子供の時の感動が大人になっても変わらないことに気がつく。結局は、その前も、その後にも感じた思い出が今の私を創っていることに気がつく。

ヒマラヤに憧れたのも偶然でなく、必然だった。そして、ヒマラヤで感動出来たのは、そのような下地があったから感じられるのだ。

そう思い考えていると、10年前の言葉を思い出したのでブログに公開します。

 

ディープブルーの光 (1997年12月 南米エクアドル・キトにて)

「無数の星の中に輝くディープブルーの光、これは私たち人間だけのものではない」カールセーガン氏がボイジャー1号より太陽系の端から地球の方向を写した写真を見せながら話した言葉である。

私は南米の山でその言葉を思い出しながら、その光の中に未来を託す子供たちの姿が見えてきた。

 

子供たちよ、なぜそんなに急ぐ

まだ見ぬ世界が沢山あるのに、そんなに急いでどこに行く

多くのものを見て経験して、そこから生まれる君だけの世界を

これからいくつも創造できるというのに

そんなに簡単に決めてしまってはいけない

これから先、辛いこと苦しいこと沢山あるかもしれない

でも、それは君だけではない

山や森、公園に咲く花を見てごらん

そして、そこに生きている沢山の生き物たちを見てごらん

あんな小さな虫でさえも一生懸命生きているじゃないか

山や森、公園に咲く花は限られたときを精一杯咲いているじゃないか

君だけではない、幸せそうに見える僕だって同じさ

生きよう精一杯生きよう

生きて君だけが創造できる世界をつくり、みんなに教えてあげよう

生きてゆくことの大切さを

決してひとりでは生きてゆけないことを教えてあげよう

もう君ひとりではない

みんながいるんだ

そんなに悩まないで話してごらん

必ずわかってくれる人がいる

必ず聞いてくれる人が、そばにいるから

話してごらん

僕は、この言葉を思い浮かべながら、いつの間にか、地球に住む子供たちの姿を思い浮かべていた。

いじめに悩み自殺しようとしている子供、決められたレールから外れないように必死になっている子供、戦争や災害で夢や希望を失っている子供たちの姿である。

そして、この地球をもっと歩こう。自分の目で見て確かめて、生きていることのすばらしさを、地球の未来を託す子供たちに伝えてゆこうと思った。             

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つれづれな思いー ディープブルーの光 への2件のフィードバック

  1. 洋子 より:

    ハイジはもしかして実写版のですか?
    もう配信されてるんですね。まだ観ていないので機会があれば観てみようと思います。
    私は21歳の時、友達が貸してくれたカール・セーガンの「コスモス」を読んで
    人生観が少し変わりました。
    今読んだらどう思うのかわかりませんが、その時はとても興味深く
    読んだと記憶しています。
    子供たちへの深い思い、しっかり伝わってきました。
    こういう思いで子供たち接することのできる大人が減っていかないように
    と思います。
     

  2. 山旅人 より:

    >洋子さん
    ハイジが無料配信(5月1日まで)されているサイトです。
    http://www.gyao.jp/hollywood/
    この詩を書いたときは、まだカール・セーガン氏の本を読んでいませんでした。
    ネパールから帰り南米に行くまでの間、盛岡で過ごしていた時、NHKの深夜番組でアメリカのドキュメンタリー番組を見ていたら、ボイジャー1号が太陽系の端から地球の方向を撮影した写真を説明していた人がカール・セーガン氏だったのです。
    その時の印象が忘れられなくて星を見るたびに思い出していたためか、このような言葉が出てきました。
    その後、翌年、日本に戻ってから「惑星へ」を読み始めたのがきっかけとなり、「コスモス」「はるかな記憶」「百億の星と千億の生命」などを読みました。
    読んでみて、カール・セーガン氏の思いと私の思いが同じであったことに驚きました。
    「森の生活」ウォールデン、「沈黙の春」レイチェル・カーソン、「森と文明」ジョン・パーリン、「部分と全体」W・ハイゼンベルク、「道は開ける」D/カーネギー・・・などと共に、すぐ手に取れる場所に並べてあります。
    先人たちの確かな記憶を次の世代に伝えるのは、私たち大人の役目ではないでしょうか。

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