無価値の価値の道しるべのために

テレビドラマを見ていたら、巨大な素粒子加速器の話しをしていた。
「そんなものに巨額な資金を出すより、道路や橋を作ったほうが良い」
「医療や教育にもお金が必要だ」
「価値があるのか?」
「価値はない」
「何のために必要だ」
「研究のため」
「何の研究のため」
「物質の本質を知るため、ビックバンの時に存在した素粒子を調べるため」
「なんの役に立つ」
「分からない」
「そんなことでは予算は通らない」
「電子を発見した当時は、それがどんな価値があるか分からなかった」
「しかし、現在は電子の存在なくして世界は成り立たない」
「無価値であるがゆえに、価値ある発見の道しるべとして、新たな創造のみちしるべとなるかもしれない」
「それは分からない」
「私は価値が有るか無いかでなく、純粋に研究したいだけだ」
こんなようなやりとりだったと思う。
このごろ落ち込んでいただけに、このシーンは、私に活力を与えた。
そして、言葉が溢れてきた。
無価値の価値の道しるべのために
発見と創造の道を歩く
過去にこだわるな
現在は過去の産物
過去に学び新たな道を歩け
未来は発見と創造の先にある
未来とは、今、その時、その一瞬にある
価値を求めるな
純粋に思考せよ
価値の有る無しによる思考に価値は無い
純粋な思考にこそ確かな価値がある
発見と創造の新たな道がある
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
弱さは詩人を作る
強さは哲学を作る
哲学を持て
信念を持て
嘆くな
恐れるな
強き哲学者となれ
信念の人となれ
絶望は悪魔のささやきとなる
希望は神の調べとなる
真実の声に傾けよ
奏でる詩を希望とせよ
強き信念を持ち希望のしらべとせよ
弱き詩人は悪魔のささやき
強き詩人となれ
先ほど出てきた言葉である。
タイトルはどうしよう・・・。
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カテゴリー: つれづれな思い パーマリンク

無価値の価値の道しるべのために への2件のフィードバック

  1. 静♪ より:

    ふとご覧になったテレビから、元気を頂いたようでよかったです(^^)山旅人さんの詩はいつも奥が深くて感服しておりますが、今日の詩も然りですね。「弱さは詩人を作る」弱さ、というより心の純粋な人だと思いました。「強さは哲学を作る」哲学者は常に強い人だったでしょうか。時には詩人になったことだってあったのでは。でも強いから哲学を生み出せたのでしょうね。「絶望は悪魔のささやきとなる希望は神の調べとなる」弱い心が苦しみとなり、それは地獄の苦しみの一部であり逆に希望は幸せのひとつでありその苦しみの境地から救う、という観点で考えますとこの表現は的を得ていますね。「強き詩人となれ」人は皆、弱いものです。信念を自ら確立しそれを根本としていける人などごくごくわずかの人しかいらっしゃらない様な気がします。また、そういう人がいたなら逆に傲慢さも感じます。自分の思考にしか自らを委ねられず人の話は聞かない人に思えるからです。人の話に耳を傾け、自分の心の動きに一喜一憂し喜怒哀楽を感じ続けることこそ、人なのでは、と思います。そういう人間だからこそ、何かに翻弄されて何かに救いを求め行き所のない物を模索するのではないでしょうか。人の命の状態を仏法では十に分けて明らかにされています。それを十界といいますが、私たちはその十界の頂点である仏界という境涯になるために修行しています。仏界、それは仏像になる事や極楽浄土と呼ばれる世界に行くものでもなくあらゆる悩み・苦しみから解き放たれ様々な困難も自分の力で悠々と生きていく(自力で、しかも何の努力も苦労もなく)境涯です。(それを得た人を”仏”とも”成仏する”とも言います)しかし、それまではあくまでも凡夫です。様々な煩悩や葛藤、そして病苦、経済苦などは当然のように付きまとうのです。ですから今はありのままのご自身を受け入れ、とても頭脳明晰な山旅人さんですが、どうか考えすぎずに居て欲しいと勝手に思っています。タイトルですか(^^ゞ無題の詩でも素敵ですよね!あえて付けるなら読む側に自由に創造してもらうために”アンタイトル”でしょうか(^^ゞちょっと格好よすぎですか!?

  2. 山旅人 より:

    静さんへ「苦」という観念は、「有」という現象世界の中にあると思います。ここでは有という物質的価値観でなく、思考の道しるべとして生じた心の葛藤でした。価値という観念を捨て去るところに純粋な思考が生まれ、無心とでも言いましょうか、無から有を生ずるものを望んでいる私でした。このドラマを見たとき、「無価値の価値」といった言葉が、私を呼び起こしたのだと思います。私は苦を滅することが出来ませんので、苦があることを怖れず受け入れてゆく生き方を望んでいます。他を受け入れることが出来ない執着している心を開き、妄想と妄念を滅することが、私には必要です。それには、静さんの書かれてる通り「ありのままを受け入れる」ことだと思います。

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