茫漠とした世界の先に見えたもの

今日は、久しぶりにミスタードーナツに行って本を読んでいた。(「臨床の知とは何か」中村雄二郎著)
序文から私の心を動かしてゆく。
チェーホフの「手帖」の一節を引用して、現在の科学社会の有り様を問いただしている。
第一章を読み終えようとしたとき、様々な思いが浮かんできた。
「感じる」ことである。
その時、もうひとりの私が問いかけきた。
このままではいけない!と感じないのか?
こうしよう!と思わないのか?
感じることが出来ないのなら、僕は終わりだ!
私だけが感じるだけでは・・・。
私以外の人達が感じなければ、変えることは出来ない。
各々の主義を論じては進まない。
論理を論議することに終始してしまう。
自分の都合を考える時、「一人ではない、一人では生きてゆけない」と感じなければ何も変えることは出来ない。
いつの間にか、年末年始の「失業者避難村」を思い出していた。
そして、言葉が次々と出てきた。
 茫漠とした世界の先に見えたもの
漠然とした状況の中で考えが及ばない時
なんとなく・・・、「このままではいけない」と感じる
そんな時、私は思った
たった一口の味わいに、心が満たされたとき
笑顔で見つめられ、心が満たされたとき
私は一人ぼっちではない
みんながいる
私達は一人では生きてゆけない
私達は生きてゆくために助け合おう
・・・と、思った
しかし・・・
道筋を考えてしまうと不安で先が見えなくなる
私たちの社会の仕組みは、一直線の線路のように作られている
そう見えてしまう
考えても、線路の電車に乗っている限りは無理だと思う・・・
もう一人の私は思う
不安で先が見えないときは
電車から降りて
自分の足で歩いてみよう
最初は
茫漠とした世界が目の前に広がるかもしれない
不安と恐怖に包まれてしまうかもしれない
が・・・
一歩だけ歩いてみよう
歩こうとしたとき、何が見える?
足元を見る
次に何が見える?
足元の先を見る
足を進めてごらん
・・・?
転ばないように足を置いてごらん
うん
もう一度、前を見てごらん
何が見える?
ほんの僅かだけど、先が見える
何かを感じないか?
一人では不安だ
助けて欲しい
一人では生きてゆけそうも無い
そう、しっかり立つためには・・・
君は、きっと、考えながら足を出す
君は、きっと、バランスをとりながら足を出す
たった一歩だけど
君は君自身のために、みんなと歩き始める
そう思えない?
そう思う
何かを感じないかい?
ほんの僅かだけど、先が見えるような気がする
私も、そう思う、そう感じる
そう、たった一口の味わいに心が満たされ
笑顔で見つめられた、あの時を思い出して
一歩踏み出したなら
一人ではない
一人では生きてゆけない
助け合って生きてゆこう
と思える
そして、そう思ったとき
あなたは変わることが出来る
私達は変わることが出来る
私達は希望の光を見ることが出来る
私は、私自身を言い聞かせるように、何度も書き直して希望を見出そうとしている。
目標を失った私は、避難村の人たちと同じである。
ヒマラヤの風雪に耐えた強靭な意志と身体も、不安定な心持ちでは力を発揮できない。
今は、充電の時である。
深刻な面持ちで待つより、見聞を広めることも逸興であるかもしれない。
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茫漠とした世界の先に見えたもの への8件のフィードバック

  1. 静♪ より:

    何かで目の前がまっくらになってしまったとき、彷徨ってしまって行方を失った自分と優しく手を引いてくれる誰かが話しかけてくれる言葉、そんな感じがいたします。個人的には「笑顔で見つめられたあの時のように・・・」という言葉にとても共感しました。優しい微笑みで見つめられた、あの時の感動を、いつまでも味わえるように心の冷凍庫で保存しておきたいです。あの人のあの微笑を。葛藤という心もきっと一つの愛や希望や勇気などに触れたとき一つの答えが出るのかも知れませんね。

  2. 山旅人 より:

    静さんへまさに葛藤です。ランダムに並べられた言葉を見ると、僕の中に別の人格が出てきて迷わしていますね。結局、今の状況がそうさせるのだと思います。先ずは、生活を落ちつかせなくては何も始まりません。理想と現実に挟まれています。

  3. mako より:

    こんばん~~は^^今、自分自身の先行きが不安で不安でたまらない人達がどれだけいることでしようね自分自身との葛藤、社会に対して不満、不平など等地に足つけて、一歩づつ、ゆっくり歩けば小さな光が見えてくるかもしれません

  4. 洋子 より:

    車窓からの景色は表面上の情報であって全てのことは自分の足で実際に踏みしめてみないと真に理解することなど出来ないのでしょうね。五感を使って感じ取ることでますます神経は研ぎ澄まされそうしてやっと物の本質に近付くことが出来るのかもしれませんね。楽をすることに慣らされて歩くことを億劫がる人がいつの世にもたくさんいるようです。きっと大昔から。歩いて歩いて視野を広げ感覚を豊かにし、小さな希望の種や幸せを発見していけたら、と思います。

  5. 山旅人 より:

    macoさんへ光を求めて、一歩一歩確実に歩いてゆきます。光の先にあるものを求め続けることで、迷いを断ち切り、理想を描き続けることが出来ます。そう信じてきました。これからも信念を失わないように、一歩づつ歩いてゆきます。

  6. 山旅人 より:

    洋子さんへ私もそう思います。そうしてきました。自らの足で歩いてきた道を信じて、これからも歩き続けたいと思います。

  7. ゆう より:

    こんばんは。久しぶりでごめんなさい。考えさせられる山旅人さんの言葉でした。今、不安をいっぱいかかえている人が大半で、不安をどう打ち破って、どう生きて、どう乗り越えて行けば良いのかが課題ですね。常に社会との、また自身との戦い。こんな時代だからこそ自身をしっかり持っていないと流されそうです。そして、こんな時代だからこそ、一人じゃなく、みんなで乗り越える時なんですね。生と死の極限で、ヒマラヤの風雪に耐えた山旅人さんなら、乗り越えられない訳が無いです!恐れずに進んでいく山旅人さんの姿、やはりみんなに影響を与えています。 充電いっぱいして下さい!信念と言う、ひとつの光があれば、きっと自分だけじゃなく、たくさんの人にも照らしてあげる事ができるはずだと思います。生きていく事の大切さを知ってる山旅人さん、これからも生きることの勇気を、今まで以上に奮い立たせて欲しいです。

  8. 山旅人 より:

    ゆうさんへありがとうございます。いまさら焦ってもしょうがないですね。今は充電のときだと思います。今年から、また旅行会社の仕事をします。早速、NEPALトレッキングを企画しました。コープトラベルと岩手日報の合同で募集中です。夕刊紙の広告欄に載りますのでご覧下さい。興味を持っている方がいましたなら、ご紹介下さい。

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