2013年3月20日大槌安渡

東日本大震災から三度目の春彼岸を迎えた。
丸二年経ったが未だに復興が進まない。
瓦礫を処理する重機だけが目立っている。

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震災直後に張られたドームテントは復興のシンボルだった。
利害関係を超えた強い絆を作り、思いやりの場としての空間があった。

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時間が経つと様々な変化が出てくるはず・・・。
二年も経ったのだから、あの時の強い絆と行動力があれば目に見えるほどの変化があるはず・・・。

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ここから見る風景からは、何も見えない。
瓦礫を撤去したあとは止まってしまった。
風景だけではなく、人の心も・・・。
そう思えてしまう風景。

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そして、聞こえてくるのは

「子供たちが学校に通うのが大変だ」
「いまだに病院も学校もめどが立たない」
「子供たちのことを考えるとやり直すのは早いほうがいい」
「子供たちには、今が大切だ」
「二年は踏ん張れたが、これ以上は難しい」
「土地の値段が高い」
「家を建てるなら内陸の大きな町がいい」
「若い人たちが離れてゆく」

若い親たちが子供のことを考えると、離れてゆくのは当然の成り行きだろう。

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なぜなんだろう。
あの時の気持ちはどこへ行ったのだろう。
大人たちは目先の利害関係にとらわれてしまい、何も出来ずに時間だけが過ぎてしまった。
このままでは、この町の未来を託す子供たちが居なくなってしまう。
気がつかないのだろうか?
この町は子供たちが居てこそ意味あるということを・・・。
子供たちこそ未来を託す希望だということを・・・。

フォトアルバムは、「213年3月20日大槌安渡」をご覧ください。

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2013年3月20日大槌安渡 への4件のフィードバック

  1. 洋子 より:

    どうにかこうにか自分達の変わり果てた土地で
    頑張っている人たちをテレビで観ますが
    それもごく一部なのでしょうね・・・
    実際には頑張りたい気持ちはやまやまだけど
    そうしたくてもやりようがなくて、という人たちの方が
    多いのが現実なのかもしれませんね・・・

  2. 山旅人 より:

    頑張っている人たちもいます。
    頑張れない人たちもいます。
    何事もそうですが、物事を自分だけの目線で考えてしまうと進みません。
    どうしたら良いか、どうやったら子供たちがこの町で暮らしてゆけるか、と視点を定めると話し合いが進むと思います。
    利害関係を追及しだしたら、いつまで経っても決まりません。
    以前、公務員時代に土地の許認可事務をしていたとき、開発等の打ち合わせ会議で問題になったのは利害関係の調整でした。
    そんなことを思い出しています。

  3. mako より:

    こんばん~~は^^
    >頑張っている人たちもいます。
    >頑張れない人たちもいます。
    頑張りたいけどもう頑張れない・・・・・人達・・・
    利害関係が優先する故に進まぬ復興
    親も子も生まれ育った地が1番なはず
    子供達が居てこそ活気のある町でしようが
    子供達が居ない町は何か寂しげ・・・
    (これは、マンションもそうですが、子育ての頃は子供達の声、今は静かです^^;)

    • 山旅人 より:

      この問題は被災地だけの問題ではないですね。
      年を重ねてみて気がつくことが出来ました。
      そして、今、思いついたのですが、お年寄りと子供がバランスよく住むことが出来たなら、きっと素晴らしい地域社会が出来ると思います。

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